vSphereの電源操作と仮想マシンの操作を行えるユーザの作成作成手順は以下の通りです。
仮想マシンの電源操作しかさせたくない場合は、上記の3を飛ばしてください。
【電源操作を行えるロールの作成】
- ロールの作成画面は をクリックして、次に をクリックします。
- 画面が変わるので「ロールの追加」をクリックします。
- 「名前:」に任意の名称を付けます。 (画面例では「特定管理者1」という名称を付けています)
以下の通りにチェックをします。
- ロールの作成画面は をクリックして、次に [インベントリ] をクリックして、[ローカルユーザおよびグループ] タブを選択します。
ユーザーの下の空欄で右クリックして、[追加] を選択します。
- ユーザ登録に必要な各項目を入力します。
- ログインにユーザIDを入力します。
- UIDは省略可能ですが、わかりやすいように1001から順に振りましょう。
- ユーザ名も省略可能ですが、誰が使うか解るように名称を付けておきましょう。
- パスワードは必須です。安易なパスワードは控えましょう
- グループにはusersを選択しておきます。
- 最後に [OK] をクリックして追加が完了です。
- 正しくユーザーが追加できている事を確認します。
- [インベントリ] の [ホスト] をクリックしてから [権限]タグを選択します。ユーザ/グループの下方の空欄で右クリックして、[権限の追加] を選択します。
- 画面が変わるので [ユーザおよびグループ] の [追加] を選択します。
- [ユーザおよびグループ]の中から先ほど作成したユーザID(OpeUser1)を選択して、[追加]→[OK]の順にクリックします。
- [ユーザおよびグループ] へユーザIDが追加できている事を確認します。次に[割り当てられたロール]より先ほど作成した電源管理用のロール名(特定管理者1)を選択します。
最後に[OK]をクリックします。
- 目的の仮想マシンを選択してから、右欄より「権限」タグを選択します。ユーザ/グループの下方の空欄で右クリックして「権限の追加」を選択します。
- ホストへの追加と同様の操作でユーザID と ロール を選択して[OK]をクリックします。
- 「ユーザ/グループ」へ追加できている事を確認して完了です。
- VMware vSphere Client へ 先程作成したユーザIDでログインします。
- インベトリのホストの上で右クリックして 「シャットダウン」と「再起動」が選択可能な事を確認します。※実際にシャットダウンしてみたり、再起動を行ってみてください。
- ホストの下の仮想マシン一覧へ、「権限を割り付けた」仮想マシンしか表示していない事を確認します。また、仮想マシンの上で右クリックして[電源]の操作が可能な事を確認します。
以上で電源管理のユーザと権限の追加は終わりです。 お疲れ様でした。